目次
- 福岡県の太陽光・蓄電池の補助金とは?【2025年最新版】
- 太陽光・蓄電池の補助金はいくら貰える?【福岡県限定】
- 補助金の主な要件
- 蓄電池・太陽光の補助内容
- 補助金を活用した費用シミュレーション
- 補助金はいつから申請できる?最新情報を解説
- 太陽光・蓄電池の補助金の手続きは?申請までの3つの流れ
- ①事前申込
- ②太陽光や蓄電池の設置と交付申請・実績報告
- ③補助金の受け取り
- 補助金の申請をするときの3つの注意点
- 様々な補助金も活用してお得に導入しよう
- さらにお得に導入するための3つのポイント!
- ①悪徳業者を選ばないようにする
- ②複数の業者から相見積もりを取る
- ③アフターサービスや保障を大切にしている業者
- 太陽光・蓄電池の工事を検討している方へ
- 太陽光・蓄電池の補助金を活用すればお得!【まとめ】
電気代の高騰や自然災害への備えとして、太陽光発電や蓄電池の導入が注目されています。
これらの設備は初期費用がかかりますが、福岡県では補助金を活用することで費用負担を大きく軽減できます。
そこで本記事は
「太陽光と蓄電池の補助金ってどう申請すればいいの?1年以上かかる?」
「太陽光と蓄電池の費用が300万円を超えていてなかなか工事に踏み出せないけど安くできないかな?」
このようなお悩みを抱えている方に福岡県の補助金についてお伝えします。
補助金を活用すればお得に太陽光や蓄電池を導入できます。
ですが、注意点などもいくつかあるので本記事では以下3点について詳しくお伝えします!
・補助金を得る3つの流れについて
・補助金を活用して太陽光や蓄電池をお得に導入する方法
補助金の詳細についてお伝えするだけでなく、補助金をどのようにしたら申請できるのか?
またその補助金を活用してお得に工事するコツについてもお伝えしますのでぜひこの記事を最後までお読みください!
福岡県の太陽光・蓄電池の補助金とは?【2025年最新版】
そもそも補助金とは国や地方自治体で太陽光や蓄電池を設置される方に向けて設けられている制度になります。
地域や地区によって条件などが異なるケースがあります。 補助金をうまく活用できれば太陽光や蓄電池を安く設置できるだけでなく、月々の電気代も大幅に削減できます。
以下の記事では補助金の金額や注意点について説明していきます。
太陽光・蓄電池の補助金はいくら貰える?【福岡県限定】
現在日本では自然エネルギー利用を推進するために太陽光や蓄電池の設置に対して手厚い補助金制度が設けられています。
具体的にどのような条件で、どのくらいの金額が補助されるのか詳しく見ていきましょう。
うまく活用すれば40万円以上もらえる可能性もあるので、しっかりと内容を確認することが重要です!
福岡県の太陽光・蓄電池設置における補助金では以下の4つの条件をクリアすれば補助を受けられます。
補助金の主な要件
年齢や収入等による制限はなく「○○円以下は補助金が使えない」といったルールはございません。 補助金は基本申請すればもらえると考えていいでしょう。
しかし現状では福岡県全土で共通の補助金制度は確認できておりません。
そのため今回は福岡市で実施されていた、実際の給付金額や、給付金額を用いたシミュレーションをまとめてみました。
ぜひ参考にしてみて下さい!
蓄電池・太陽光の補助内容
上限額
蓄電池 機器費の2分の1(最大40万円)
上限額
太陽光パネル 2万円/kW(上限10万円)
注意したいのは、「◯万円/kWh」「◯万円/kW」と書かれていても、実際にその金額をすべて受け取れるとは限らないという点です。
上限額を超えた分は補助されないため、導入機器の容量が大きい場合でももらえる金額には限界があります。
補助金を活用した費用シミュレーション
それでは実際に補助金を活用した際の工事費はいくらになるのかシミュレーションしていきましょう。
太陽光パネル(4.0kW) +蓄電池(10.0kWh) → 補助金 48万円
太陽光パネル(4.0kW) +蓄電池(10.0kWh)で一般的な金額だと230万円(税込) なので230万円−48万円=182万円(実質)で太陽光と蓄電池を設置することができる計算になります。
では、補助金はいつから申請ができるのか、補助金を得るにはどうすればいいのか次の項目に移りましょう。
補助金はいつから申請できる?最新情報を解説
年度 | 予算枠 (補助枠) |
公募開始/終了 | 主な上限額(蓄電池) | 申請・交付実績の目安 |
令和4年 2022年 |
3億1,694万円 | 5/6 受付開始 2023/1/27 締切(要綱) | 機器費½・上限40万円 | 決算資料に 約1,400件交付 と記載 |
令和5年 2023年 |
3億1,129万円 | 5/8 受付開始 10月末に枠到達で終了 |
同上 | 市の説明資料に 4,000世帯分の枠 と記載(太陽光+蓄電池等の合算) |
令和6年 2024年 |
2億6,950万円 | 5/7 受付開始 10/28 予算満了で締切 | 同上 | 予算÷平均交付額(40万)=約670件が上限見込み(最終件数は公表待ち) |
補助金の申請はいつでもできるわけではありません。
補助金には申請期間があり、申請期間内かつ予算に限りがあります。
2025年度の補助金情報はまだ公表されていませんが、表をみていくと3年連続で5月の初旬に受付を開始していることが分かります。
さらに予算枠が年々少なくなっていることから、早めに申請をしないと補助金を受けることができなくなってしまいます。
補助金の公募が終了してしまう前に、事前に業者から見積もりを取っておくことをオススメします。
太陽光・蓄電池の補助金の手続きは?申請までの3つの流れ
補助金を受け取るまでは、手続きを開始してから4か月〜半年ほどになります。
※自治体によって期間などが異なるケースがあります。
基本的には申し込み書類など工事業者が手続きを代行してくれるのでかかる手間はそこまでありません。
ですがトラブル回避のためにも手続きの内容を押さえておきましょう。
①事前申込
購入または工事の契約をする前に事前申し込みを行う必要があります。
簡潔的にまとめると、見積書や申請書などの必要書類を自治体に提出します。
事前申し込みは電子書籍であれば数分、紙媒体であれば1週間程度かかるので申請方法に応じたスケジュールで準備を進めましょう。
②太陽光や蓄電池の設置と交付申請・実績報告
自治体から事前に受付申し込みの受付通知を受け取った後に契約を結び工事を行います。
電子書籍であれば10分ほど、紙媒体であれば1週間ほどで申込受付通知の返答が返ってきます。
事前申込受付日から一年以内に工事を完了させ「交付申請兼実績報告書」を提出する必要があります。
③補助金の受け取り
実績報告書を提出してから、おおよそ3〜4ヶ月で交付金額が正式に決定します。
その後に申請者へ「交付決定通知書」が送られます。 交付決定通知書が送られてから1カ月程で指定の口座に入金されます。
補助金の申請をするときの3つの注意点
補助金は応募受付の先着順となり予算がなくなり次第受付終了となります。
補助金制度では事前申込より先に契約を締結してしまうと補助金の対象外となってしまいます。
必ず事前受付が受理されてから契約と工事をするようにしましょう。
また、『SII』に登録されている蓄電池でないと補助対象外になりますので、こちらも注意しましょう。
SIIは再生可能エネルギーやエネルギー効率化の促進を目的として設立され補助金事業を担っています。
※『SII』とは一般財団法人 環境共創イニシアチブのことを指します。
様々な補助金も活用してお得に導入しよう
補助金は県や市町村だけでなく、条件を満たせば国からの補助金も同時に使えます。
市町村や国とでも条件が違う場合があるので、市町村のHPなどから事前に確認をするようにしましょう。
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さらにお得に導入するための3つのポイント!
ここまで補助金の金額や申請の流れをご覧いただきましたが、初期コストでかかる費用は太陽光と蓄電池だけではありません。
施工を行う業者の施工費等も発生します。
「1番安く工事してくれるところでいいんじゃないの?」
「どこに頼んでも補助金があれば、そこまで費用は変わらないでしょ」
このように思われる方もいらっしゃるかと思います。
ですが業者選び1つで施工後の満足度はかなり異なります。 そのため設備の導入において業者選びはかなり重要な部分になります。
それでは、どの業者を選べば良いのかポイントをあげていきますので押さえておきましょう。
①悪徳業者を選ばないようにする
業者を選ぶのに1番気をつけるのは悪徳業者を選ばないことです。
悪徳業者は施工技術や保障等も曖昧な部分があるので業者のHPはあるのか、口コミはどのくらいもらっているのか事前に確認しておきましょう。
安さを前面アピールしている業者もすぐに信頼するのもやめておきましょう。
依頼する側は安ければ安いほど嬉しいものです。 しかし後から
「これが必要」 「これをしないといけない」
このような事を工事中に言われて実際の相場より高くなってしまったケースもあります。
なかには補助金申請は代行できない、相場より高い金額を提示されるといった事例もあるので事前に口コミ評価はしっかり見ておくことが大事です。
②複数の業者から相見積もりを取る
業者によってはサービス内容等によって金額が変わることがあります。
1社で工事を依頼するよりも複数の業者で相見積もりを取ることで
・自宅で導入できる製品の工事額の相場がわかる
・アフターサービスや施工保障が充実している業者に出会える
このような利点があります。
工事を検討している方は1社で工事を決め込まず、ぜひとも相見積もりを取ることをオススメします。
③アフターサービスや保障を大切にしている業者
太陽光や蓄電池は10年、20年と使い続ける物になります。
それだけ長く使い続けると、故障や劣化は避けられないでしょう。
そこで重要なのがアフターサービスと保証です。
太陽光や蓄電池は長く使い続けるものなのでアフターサービス等がしっかりしている業者でないと後々困る原因にもなります。
太陽光・蓄電池の工事を検討している方へ
今年度の補助金の受付期間はまだ公表されていません。
ですが、補助金は先着順で限りがあります。
すぐに申請ができるようにするためにも早めに見積もりを開始していきましょう!
※ご自宅によって設置できる・できない物もありますので、早めに専門家まで相談することをオススメします。
補助金の申請期間についてもう一度知りたい場合はこちら
太陽光・蓄電池の補助金を活用すればお得!【まとめ】
今回は福岡県の補助金について紹介してきました。
補助金があればお得に太陽光や蓄電池を導入することができるので確実に申請しておきたい制度です。
しかし補助金絡みでのトラブルは後を絶ちません。
しっかり申請してくれそうな良心的な業者に見積もりを出していただくことをオススメします。